創業1845年、西酒造が蔵を構える吹上町は、東シナ海に面し、果てしない水平線と広大な景観を望む日本三大砂丘の一つ、白砂青松の吹上浜を抱く薩摩半島のほぼ中央に位置し、県内随一の泉質を誇る吹上温泉、ツツジやバラの名所さつま湖やホテイアオイの名所である正円池の砂丘湖など、豊かな自然の恵みを享受する町です。

この地で焼酎を造り続け160年余、西酒造では先達から受け継いだ伝統を守りながら技術を研鑽し、時代に押し流されることなくただ純粋に．．．もっと見る

創業1845年、西酒造が蔵を構える吹上町は、東シナ海に面し、果てしない水平線と広大な景観を望む日本三大砂丘の一つ、白砂青松の吹上浜を抱く薩摩半島のほぼ中央に位置し、県内随一の泉質を誇る吹上温泉、ツツジやバラの名所さつま湖やホテイアオイの名所である正円池の砂丘湖など、豊かな自然の恵みを享受する町です。 この地で焼酎を造り続け160年余、西酒造では先達から受け継いだ伝統を守りながら技術を研鑽し、時代に押し流されることなくただ純粋に「旨い焼酎」を追求しています。全国を席巻し、芋焼酎のイメージを一新させた代表銘柄「富乃宝山」をはじめ、焼酎造りは農業という信念の下、芋の可能性を掘り下げることで革新的な芋焼酎を世に送り出してきた宝山シリーズの原点は、焼酎造りにかける熱い情熱と「芋」へのこだわりにあります。 原料芋の全ては、「旨い焼酎は蔵人と農家が一緒になって造る」という考えに共鳴する南薩頴娃町の篤農家「尾曲幸良氏」に一任し、無農薬の有機肥料による鮮度の高い芋を用います。原料である芋とそれを育む土壌を見つめ、篤農家と真摯なパートナーシップを築き、芋の質にこだわり続ける姿勢は焼酎にも反映されています。 本格焼酎を高品質の地酒として全国のファンを広げてきた先駆者は、今も変わらず芋の契約栽培から選定、醗酵、麹造り、蒸留、貯蔵、出荷管理に至るまで最善を尽くし、本格焼酎の新たな旨さを開拓し続けています。 また、これまで純粋に「旨さ」を追い求め、新しい焼酎を提案し続けるという姿勢を貫いてきましたが、新たに品質に対する姿勢を明文化した独自の品質方針を制定、お客様と焼酎の絆をこれまで以上に大切にするため「旨くて信頼される焼酎造り」を新基準とした、他に類を見ない厳格な品質管理体制作りに全力で取り組んでいます。 外部専門家で構成する西酒造品質管理委員会を設置、この委員会が中心となって安全・安心のさらなる向上を目指し、公的機関だけでなく自社検査による二重チェックを行うため最新の検査機器を導入、原料から製品にいたる全ての安全管理に万全の体制を整え、毎月小売店へ「醸造環境保証書」を発行しています。 「伝統とは革新の連続と旨さの追求」という前向きな精神を胸に、徹底した品質管理を土台とした信頼の焼酎造りに取り組み、蔵人全員が一つとなって「一点の曇りもない理想の焼酎造り」へと突き進みながら溢れんばかりの情熱と愛情を焼酎に注ぎ込んでいます。