 本社社屋兼、仕込蔵
 旧、仕込み蔵 現在の貯蔵蔵
 亀の尾の田んぼと立て札

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清泉 「亀の翁」 純米大吟醸 / 久須美酒造 (新潟県) |
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1980年、現当主「久須美記廸氏」は、まだ若き専務であった時代に、数々の名杜氏を生んだ伝統ある越後の野積杜氏の中でも名杜氏と謳われる存在「河井清氏」から、「昔、亀の尾で吟醸酒を造ったが、後にも先にも一番優れていた。あの味が忘れられない。」という話を耳にします。
この話を聞いて湧き上がった想い、「河合杜氏がそこまで言うほどの幻の味、幻の酒の復活に挑戦してみたい」という久須美氏の熱い情熱から、後に幻の酒として全国に名を馳せる「亀の翁」は誕生します。
この「亀の尾」という酒米は、明治二十六年、庄内地方の篤農家「阿部亀次翁」が発見、育成した米で、「不世出の名品種」と謳われて、戦前には東北・中部地方全域で栽培され、作付面積も最大を誇っておりました。それまで「東北地方では絶対に旨い米は取れない」と決めつけられておりましたが、この「亀の尾」の出現で日本の稲の歴史が変わりました。
しかし、戦後は風害や病虫害に強い品種だけが育成されるようになり、「亀の尾」は姿を消してしまいます。そのため、「亀の尾」の種籾を手に入れるのは容易ではありませんでしたが、手を尽くした結果、久須美酒造は県の農業試験場から僅か千五百粒を入手する事が出来ました。
そして、亀の尾の再現に夢を託し、昭和56年の春より農林高校卒業以来、地元和島村で農業一筋に志を貫いてきた専業農家「松永利治」(後、亀の尾生産組合会長)と手を取り合い、蔵の保有田でまだ見ぬ幻の酒に想いを馳せながら米作りを始める事となります。
初めての出穂期では、30kgの種籾を収穫。その後、亀の尾生産組合も発足し、1982年の秋には、植え付け面積が一ヘクタール、80俵(4800kg)の収穫をあげる事に成功。翌83年9月に、清泉「亀の翁」と命名された純米大吟醸が四号瓶で2000本発売されました。そして、その評判は瞬く間に広がり、このお酒が全国に「清泉」の酒名を知らしめる事となります。
さらに、亀の尾の栽培の難しさ、酒造りの難しさ、蔵元の日本酒に対する直向な情熱、「米作り、酒造り」に想いを注ぐ農家と蔵人の酒造りの話は、 後に「夏子の酒」としてマンガやドラマで一躍有名となり、若者や日本酒にあまり興味を持っていなかった人までも日本酒に振り向かせました。
千五百粒の種籾から新潟県の名水、久須美酒造の自然水で醸し、約半世紀の時を越えて蘇った「清泉・亀の翁」に、雪国新潟和島村の農民と蔵人の日々の姿を重ね合わせていただければ幸いです。
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■原料米:亀の尾 ■精米歩合:40% ■日本酒度:+3.9 ■酸度:1.3 ■アミノ酸:1.0 ■アルコール度:16〜17
| ■容 量:720ml ■価 格:4,000円(税込み) ■本 数: ■保存:冷蔵推奨 ■配送:クール便推奨 ■化粧箱:有り
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